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【おすすめ読書】「エッセンシャル思考」2018/11/20

【おすすめ読書】「エッセンシャル思考」

「最小の時間で成果を最大にする」がテーマの本です。 効率よく物事をすすめるための思考法が書かれています。

エンジニアとしてものを作る中で学べることがあると思います。効率的な働き方を探してみます。 重要なことや本質的なことを見極める、それに集中するためのコツが書かれています。

もっと効率的に仕事や勉強がしたいとか、ムダなことに時間を使ってしまっているような感覚がある人におすすめです。一度立ち止まって自分の日頃の行いや作業を振り返ってみるのがいいのではないでしょうか。

タイトル エッセンシャル思考
著者 グレッグ・マキューン
高橋 璃子
出版 かんき出版
画像リンク

より少なく、より良くするためには、迷わないことと流されないこと!

日々の仕事が忙しすぎて寝不足という方や、気まずくて断れない方、周りに振り回されている気がするといった方におすすめです。あと、クローゼットの掃除をしたくなりました。

仕事を覚え始めるといろんなことを任されるようになったりすると思います。しかし、それらの作業の中で本当に重要なことは少ししかないです。そういった無駄なことをしっかり判別して断っていくとこがエッセンシャル思考のようです。どうすれば、「より多くのことをできるようになるのか」ではなく、より多くの中で「どれが大切なことなのか」に注目することです。

全部大切だから全部最優先でやってという指示はよくあります。全部優先するというのは、どれも優先できないということなので、やってはいけません。実際にどれかを選ぶということはそれ以外を捨てるということになります。そのときに生まれる「もったいない」や「印象が悪くなるのではないか」といったことに立ち向かうことができるようになれば、エッセンシャル思考を身に着けたようなものかと思います。

自分の中心にエッセンシャル思考を置き、非エッセンシャルな部分を外へ押し出していくことを目指し意識していきます。

感想メモ

エッセンシャル思考とは何か

より少なく、より良く。

全部やろうとはしない。仕事を増やすよりも減らすことを考えます。現代では選択肢が多いこと、欲張りな時代、他人の意見がうるさすぎることなどにより、報告性を見失いがちになっています。

クローゼットと同じ

仕事もクローゼットと同じ、整理しないといつかいっぱいになります。

  1. 評価する
    いつか着るかもではなく、大好きかどうか。また買いたいと思うか
  2. 捨てる
    捨てるのは努力が必要
  3. 実行する
    定期的に整理する

選択肢は限られていても、何を選ぶかは自由。外的側面(どんな選択肢があるか)ばかりに目を向けている。しかし、内的側面(選ぶ能力)に目を向けるべきです。

よく聞きますが、80対20の法則(パレートの法則)のように、大多数の情報は不要なものです。

パレートの法則はなんにでも当てはまるのでしょうか、今度調べてみたいです。

何を選ぶかは何を捨てるかということ

全部優先する、は何も優先していないのと同じです。どうすれば全部できるかよりも、どれに集中するかを考えるほうが良いです。

睡眠は8時間以上

効率が良くなります。すごい人もそれくらいは寝ているらしいです。

遊びも重要です。選択肢を広げること、ストレスを軽減すること、脳を活性化させる効果があります。

捨てる技術

断り方のレパートリーを日頃から増やしましょう。

途中でやめることを恐れない。もったいないを克服する。人間は今行っている状態を重要に感じてしまう、現状維持バイアスにとらわれてしまいます。 ゼロベースで考えることが大切です。

続ける仕組み

ボトルネックを取り除く。小さく初めて、まず終わらせることが大切。小さく前進して目に見える形で測定していくことがモチベーションにつながります。

おわりに

いくつかの具体的なアドバイスもあり、わかりやすいです。全部を良くしようとするのではなく、まず対象となる大事なものを減らして、集中することで良くして行こうという考え方です。

減らすのには勇気が入りますが、たしかに対象となるものを減らせばその分一つ一つに集中できることは間違いありません。

あれもこれもと忙しくなりそうなタイミングで、手を付ける前に一度読み直してみるのがいいと思います。

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