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【おすすめ読書】「やめる勇気」2018/12/17

【おすすめ読書】「やめる勇気」

メンタルトレーニング等を行っている著者による、メンタルを打たれ強くするコツです。 レジリエンスとかちょっと前によく聞きましたが、それの高め方等が丁寧に書かれています。

ざっくりとは心を強くするにはどのような考え方を持てばいいか、強くなれる目標の立て方、ストレスに遭遇したらどうすればいいかということが書かれています。

さくっと読めます。何かが負担になっているけどそれが何かわからない、といった感情を抱いているときに読んでみると良さそうです。 どうしてもやめたい、もうやめることを決意はした。けど、なんだかんだ続けてしまっている。という状態の人にもおすすめです。

タイトル やめる勇気
著者 見波 利幸
出版 朝日新聞出版
画像リンク

なぜ読んだか

タイトルが面白そうだったので手に取りました。あえて逆のことをする、という天邪鬼な人のことが結構好きです。迷惑だなあと感じることのほうが多いですが、多数の人とは逆の方に張って来る人は面白いと思っています。

あえて、ここで勇気をだしてやめる!みたいな雰囲気を感じたので読んでみました。

本の概要

結論はストレスに対してどのように対処していくかということです。 社会では当たり前として認識されている、ストレスフルな行いやマナーなどに対して、本当に自分にとって必要か改めて考えよう。といったことが書かれています。

自分にとって必要でないことならやめてしまい、他のことにエネルギーを使いましょう。その考えるきっかけや後押しをしてくれます。

本の特徴

それほど特徴的なことはありませんが、わかりやすいです。難しい言葉とかは全然なく、この手のストレスとの付き合い方ジャンルの入門によいです。簡単に読めるのでちょっと空いた時間にちょうどいいです。

印象に残ったこと

レジリエンスを高める

レジリエンスとはストレスを跳ね返す心の弾力性のことです。大きな木ではなく、しなやかな竹のイメージを持つのがいいそうです。

やめるというのは、負担担っているストレスのもとを見極めることと、思い切ってやめてみること。

やめてみると大抵は新たなストレスを生むけど、別の方を受け入れることで負担が軽くなることもあります。結構このことは予測ができず、やめてみないとわからないということもあります。でもとりあえずやめてみるというのでも良いはずです。次がだめだったら次の次頑張ればいいわけですし。

目標を持つと強くなれる

以下のような目標を持っておくことで、強いメンタルにつながります。

  1. 実現可能性がある。
  2. 達成することに意義を感じる。
  3. 肯定的な感情で取り組める。

自分にとって大切なものや譲れないものを考えて目標化すると、なお良いそうです。 実際到達すべき目標や、そこへたどり着くために必要な能力、解決すべき問題を日頃から意識しておくと良いです。

些細なことでも何かの役に立つのではないかとアンテナが敏感になります。同じことを経験しても、経験値が10でも100にもなります。

ストレスが発生したら

感情の本質的な理由を考えます。すべきではなく、したいで行動すると軽い気持ちで取り組めますね。

実際ストレスを感じたら、めっちゃ食べるという人もいればめっちゃ寝るという人もいますし、カラオケいくとかそういう人もいます。 別のことで発散するのもいいですが、もとを詰めれば同じもので取り返さないとストレスの解決にはなりません。そのことと向き合って、解決策とかを考えることが大切 ということです。

ただどうしても解決できないこともありますので、そのときは別のことを考えて軽減しましょう。 人に迷惑はかけず、散財しないような、自分の体を傷つけないことであれば何でもいいですね。

まとめ

内容は3章まであるのですが、最初の1章に作者がおすすめのやめるべきこと21選が書かれてます。「二次会に行くのをやめる」とか、「成功者の真似をやめる」とかです。

とりあえず、この21選を自分に取って必要なことなのか見直してみるのがいいです。当たり前のようにやっていることばかりなので勇気が入りますが、やめてみると大したことなかったりします。やめる代わりにこういうことをしたらどうか、ということも書いてあるので親切でした。

実際にやめたら何を初めたいかということを思い描いておくと、やめるモチベーションになります。 嫌だからやめると言うよりは、 これがやりたいから時間確保のためにこれはやめる。ちょうど好きじゃなかったしラッキーと言う考えです。

やめる勇気 「やらねば! 」をミニマムにして心を強くする21の習慣

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