【おすすめ読書】ブランド人になれ!
雇われ人ではなく、ブランド人になって活躍するための心構えが50個書かれています。 会社の自分ではなく、私自身がブランドなんだ!という意識を教えてもらえます。 具体的な「やってみよう」も盛り沢山なので、行動力さえあればすぐにでも初められます。
とてもためになる本なのでおすすめです。新しいプロジェクトとか始める前に読むことをおすすめします。 今がプロジェクトの途中でもとりあえず読んでおくと良いです。
コンサルタントとかを目指す人にちょうど良い本です。クライアントとの関わり方であったり目指すものが書いてある印象でした。
タイトル | トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ! |
著者 | トム・ピーターズ |
訳 | 仁平 和夫 |
出版 | CCCメディアハウス |
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ざっくり紹介
雇われ人からブランド人になる時代が来たといいます。ブランド人になるためにはどうすればいいのか、自分をどのように売り出せばいいのかということを50の項目で教えられます。
世の中を変えたいなら、まず自分から変われ
自分をブランドにできるかどうかはすなわち、署名入りのすごいプロジェクトをやり遂げられるかどうかにかかっています。 そのためには、気が散るものを排除してそのプロジェクトに全力を注がなければなりません。一点集中を目指しましょう。
なかなか難しいことだと言う実感がありますが、そうしないと成功は得られないというのも実感として持っています。 なにかうまい集中の仕方はないものでしょうか。目の前の作業に対する一時的な集中の方法は山ほど情報がありますが、もっと長い目で見たときの集中法というか、そういうものが知りたいです。俗世を離れて山で過ごすとかでしょうか。
金が積もれば心が萎える
冒険に旅立つのに、たいしてカネはいらない。
志と執念と、心の支えになる何人かの友と、次の一歩を踏み出そうという熱い思いさえあればいい。
資金を集めすぎると、出資者への恩義や、失うことへの恐怖で思い切ったことができなくなります。 あれもないから、これもないからという言い訳は許されません。 金よりも時間をともにしてくれる同士を探しましょう。
お客さんとともに生きる
- ブランド人はお客さんの話をよく聞く
- ブランド人はお客さんをいたわる
- ブランド人はお客さんを助ける
- ブランド人はお客さんと苦楽をともにする
お客さまあってのブランド人ということですね。ただ何でも尽くしてあげればいいというわけではなく、どう思われるか、どのような振る舞いをするかしっかり考えて行動することが必要です。
おわりに
プロジェクト始まる前とか、区切りのタイミングで読み直したい本の1つです。 自分をブランド化するということについてやるべきことはもちろんですが、こんな大変なこともあるよといった負の部分も書かれています。それを覚悟できているかという問いかけもあり、とても好感が持てます。
章の中に、自分をリニューアルするためにやるべきことをまとめた「実践・リニューアル50」というリストがあります。かなり具体的な行動が書かれているので、やってみると良さそうです。とても疲れそうですが、効果は間違いないです。
同じシリーズの本も紹介したいです。あと、本の中に何度か出てくるジョージ・レナードの「達人のサイエンス」も紹介したいです。 これらもとても面白い本ですので。