【おすすめ読書】発想する会社!
デザインファームIDEOから、様々なイノベーションを生む方法やプロセスを学ぶ本です。
イノベーションを生む会社にするために、どんな取り組みを行うのか、どんな考え方を持てばいいのかといったことを考えるためのネタになります。個人でも取り組めるものもあるので、誰でも参考にできると思います。
たくさんのアイデアや商品、オフィスの写真が掲載されており、イメージしやすいです。
ざっくり紹介
様々なイノベーティブな商品やアイデアの写真とともに、それに至るまでの考えや技法が書かれています。
イノベーションを生むためには、日頃からの観察や、想像力が重要になります。以下にして観察力を鍛えるのかといったことも書かれているので、書いてあることを真似するだけでも、少しはIDEOに近づくことができると思います。
タイトルは会社の経営的な意味になっていますが、個人で読んでも十分に参考になります。イノベーションを起こしたいとか、アイデアを出すために特訓がしたいという人にとってはとても参考になる本です。
もちろん会社の環境や文化的な話も載っているので、経営や人事に関する勉強にも使えると思います。基本的にすごくクリエイティブな環境で楽しそうです。オフィスの写真もたくさん載っているので、オフィスづくりの参考にもいいと思います。
例えば以下のようなアドバイスがあります。どれも大変参考になるものでした。
- 顧客を観察する
- 前向きに過ごせるような職場
- 名詞ではなく動詞で考える
- 失敗して前進する
- 人間らしいホットなチームをつくる
- 小さいところから大きいところへ、現在から未来へ橋をかける
おわりに
イノベーションを生む会社の仕事の進め方、考え方を知ることができます。この手の本は結構あると思いますが、その中でも写真が多いうえ文字もぎっしりです。結構なボリュームなので読み切るのに体力を要しますが、その分身につくこと、参考にできることも多いです。
前衛的で外国のおしゃれ企業というイメージもありますが、最近では日本でもこのような自由でおしゃれなオフィスが増えています。よりイノベーティブな環境を目指そうとすると、このような形になっていくのだと思います。
チーム全員で読んで、自分たちに必要な部分を抜き出して取り入れていくと効果的です。