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【おすすめ読書】エンジニアの知的生産術2019/02/19

【おすすめ読書】エンジニアの知的生産術

エンジニアとして効率よく学ぶ方法や、情報を整理アウトプットする方法についてまとめられています。 主に学習方法の内容になっています。本や資料を読む際のアドバイスです。

これらの内容をしっかりと学び意識しながら取り組むことで、より生産的な活動ができると思います。 意識するべき心がけや学び方を示している内容で、具体的なテクニックやツールの使い方ではありません。

新しいことを学ぶ方法

学び方についてです。本を読んで得た情報を抽象化することで身につけます。 簡単にやるのであれば、整理して名前をつけることがおすすめされています。速読や、内容をメモしたりするときのコツを学びます。

何を学ぶか決める

探索範囲を広げること、人から学ぶことで効率良く学べることが紹介されます。 他にも、掛け合わせることでより大きな知識として発揮できることに触れています。勉強する対象で迷っているのであれば参考になります。

具体的にこの言語がオススメとか、次はこのフレームワークが熱い、という内容ではありませんでした。

記憶の仕組み

記憶の仕組みについて学んでから、記憶力を高める方法を考えます。 繰り返し反復して記憶から取り出すことが重要になります。 何度か期間を開けて、繰り返し知識をアウトプットすることにより、記憶の定着が強固になります。復讐する時間をつくってしっかり記憶に定着できるようにしましょう。

やる気が出ない原因はタスクが溢れているため

一度に取り組むタスクを一つに絞る、そのために優先順位をつけることから初めます。 その上でタスクの大きさ・全体像を眺めます。タスクの一つ一つに目を向ければちゃんとおわりが見えているのでやる気も湧いてきます。タスクを細かく分けることは見積もりのコツでもありますので、意識してできるようにしておくと良いです。

考えをまとめる

情報のアウトプットについてです。ごちゃごちゃになりがちなアウトプットですが、グループ化することを意識することにより、わかりやすくなります。整理するプロセスについての学びです。

アイデアを生み出すときには、調べ尽くすフェーズであったり磨き上げるフェーズなど、様々な考え方をつかってアイデアを熟成させます。すぐにぽんっと降ってくるわけではありません。アイデアの作り方についてのプロセスを理解しておくと、ふとした時にこういうことか!と感じることができます。

学習方の紹介

エンジニアが業務で悩む問題に加えて、普段の勉強などで意識するべきことについても触れています。それぞれの項目については軽めに触れるくらいですが、幅広い範囲についてカバーしている印象です。具体的なプログラミングのテクニックやソースコードなどは全然ありません。学習法が主な要素です。

タスクを進める上での基礎的なことも書かれているので、経験の浅いうちでもしっかり役に立つ本になっています。エンジニア以外の人であっても内容を参考にすれば、勉強の効率を改善するヒントになるはずです。いつでも役に立つような意識の持ち方が紹介されています。身につけておいて損はしないと思います。

これから本を読むぞ!という方におすすめ

より良い記憶の方法やアウトプットを行う際の参考になります。なかなか覚えられないとか、資格試験などで苦戦している人にも、一度時間を取って読んでみてほしいです。

おわりに

エンジニアとして効率には常に意識したいものです。仕事の効率ももちろんですが、それ以外の勉強や成長といった部分でも効率を意識することは大切です。

闇雲に手を付けるのではなく、効率的なやり方を考えながら進めることができると、他のことにも応用が効くので心がけてみるといいです。

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