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光と構図についての学び『写真構図の教科書』2019/04/24

光と構図についての学び『写真構図の教科書』

写真に関する本です。ふらっと立ち寄った図書館で借りました。

カメラを使った写真の撮り方についての本で、「光」と「構図」に関するテクニックが載っています。 知識的な面の情報が多く、実践するには時間と経験が必要そうです。しかし、これらの基礎知識をわかった上でカメラをもつことで、日常的にも光や構図を意識できるようになりそうでした。

写真を見るときにも光の向きや構図を意識できるようになるので、撮影者の意図などを汲み取ることができるようになるかもしれません。

今まではなんとなくで撮影していたり、とりあえず忘れないように写真撮ったりしていましたが、ちゃんとした写真も撮ってみたいなと思いました。

スマホでは難しいようです。今時のスマホカメラは解像度も高いので綺麗な写真は撮れるのですが、光の入り方やピント感、雰囲気などが意図したものと違うんですよね。特に色でしょうか。メモとか忘れないためにとかは便利ですし、ネットにアップするのも便利ですが、なんか違う気がします。大したものは持っていないのですが、デジカメをちゃんと持ち歩こうと思い始めました。

いくつか参考になった基礎知識をメモしておきます。次カメラを持って出かける際には意識してみようと思います。

光の基礎知識

光の向き

順光で撮れば色や形がくっきりします。全体に強い光が均等に当たるので、すべての色や形がくっきりする様子です。順光は逆光の逆、太陽がカメラの後ろにある状態ですね。逆の逆っていうとややこしいですが、正直逆光以外知らないですからね。

光が横から当たっていると影ができるため立体的に見せることが出来ます。奥行き感や動きなども表現することが出来ます。ホワイトバランスを設定して光の色の調整を行います。外での撮影であれば「太陽光」とか「晴天」が基本だそうです。オートにすると勝手に補正されるのでおすすめしないそうです。

ドラマチックな写真を取る場合逆光が効果的です。彩度が低くなりモノトーンぽくなります。被写体もシルエットのようになります。影が手前に向かって伸びることもあり、おもしろいシーンになります。

天気の光

晴れの日はコントラストや彩度が高くなります。光と影の明暗差も大きくなるので、くっきりメリハリのある写真になるはずです。

逆に曇りの日はコントラストと彩度が低くなるため、やわらかい印象の写真がとれます。写真が暗いと濁った感じになるので、明るめの露出補正をするとか、薄曇りくらいを狙って写真を取るようにしましょう。

雨の日はしっとり撮れます。雨に濡れた地面が立体的に見えたり、奥行きが生まれたりします。雨が上がった直後くらいが狙いめだそうです。雨に濡れた景色は色彩が豊かになるので、コントラストが少し高くなるそうです。

日陰で撮ると晴れの光とは異なり、コントラストが控えめになります。光の当たるところと影の部分の差が少ないためです。滑らかな印象の写真になります。

構図の基礎知識

被写体を中心にする日の丸構図。背景がシンプルな時は主役が明確になって良いそうです。

画面の中心のラインを意識する二分割構図。三分割構図より、画面全体に目を向ける効果があります。 主題と副題に分けるイメージで画面を二分割します。対比効果が生まれるので、色や明暗などもうまく対比するような構図を目指せると良いようです。

そして三分割構図。印象的な方を2にして、副題を1にします。ちょうど線の交点の部分に主役を設置すると印象が良くなります。バランスの良い構図になるので迷ったらこれが良さそうです。

三角構図。三角形のラインを意識して写真に収めます。V字ですかね、これがカメラのレンズの性能にもよると思いますが、できるとかっこいいと思います。広角レンズなんかを使わないと、なかなか出来ないのかなと感じました。

大きな斜めのラインを意識することで斜線構図となります。対角線を意識してラインを設置することで安定感や奥行きがでます。二分割構図にもつながることになりますね。

おわりに

実際に写真を撮ってみないと身につかないと思います。これからあったかい季節にもなりますので積極的にやってみようと思います。お手本としてたくさんの写真が掲載されていましたので、その写真を真似て撮るのもいいかなと思いました。

どんな光や構図で、どんな印象の写真になるのかといった知識は理解出来たかなと思います。でも、いい写真が撮れるかどうかはまた別のようです。がんばります。

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