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SEによる図書館の話 「システムエンジニアは司書のパートナー」2019/11/15

SEによる図書館の話 「システムエンジニアは司書のパートナー」

図書システムの開発に携わっていたSEによるWEBエッセイをまとめた本です。 図書館に関するさまざまな話が載っており、開発に携わっていたSEならではの目線で描かれる話がとてもおもしろいです。

地方の図書館の実例や取り組みも紹介されており、一度訪れてみたいなあと思うものも多かったです。

SEのみの話でなく司書の苦労であったり工夫なども書かれており、図書館に対する考え方が変わるかも。身近にある図書館のいろんなサービスや仕組みに目が向くようになるかもしれません。

さまざまな図書館の取り組み

さまざまな図書館を見た上での取り組みの内容や特長など、訪れたからこそわかる情報が山盛りでした。 現代ならではの新しい取り組みもあれば、地域とのつながりによる優しい取り組みもあり、図書館によって特長が異なるものばかりです。取り組みをでの困ったことや、仕組みなどの説明も簡単にされており、似たようなサービスを始めるのであれば参考になるかもしれません。

図書館の現場で発生するクレームの対応であったり、システムを作る上での困難など、図書館を利用していても発見できないような内容に興味を持ちました。SEとしてシステムを作ることでそれらを手助けできたり、より便利な図書館を作っていくのはとても楽しそうです。

電子書籍が発達してきたり、ネット上でのやり取りが中心になってきていることもあり、図書館のあり方も変わっているのだと思います。IT技術を持ったSEの関わり方は今まで以上に深く関わってきそうに思います。

SEからみた図書館のこれからの可能性も書かれており、アイデアの参考になりそうなものも多かったです。 WEBエッセイは結構昔のものもありますので、書かれた当時から時がたって更に進化した内容もあると思います。 現在行われている図書館の新しいサービスなどを調べてみようかなと思いました。

おわりに

図書館のシステムを作るSEってとても面白そうだなあと思いました。学校の図書館のシステムなんかもつくったりするんでしょうか。興味が尽きないです。 私は図書館が好きなのでということはもちろんですが、これからいろいろな進化をしていきそうな図書業界において、さまざまな取り組みが行われるのではないでしょうか。

地域とのつながりはもちろん、ITを使った取り組みもあったりして、いろいろなアイデアが生まれそうです。そんな図書館を支えるような仕事は面白そうだなあと興味を持ちました。

家の近所に図書館があります。また図書館にいきたくなりました。

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