ボジョレーヌーボーも今日から解禁「The WINE」
11月の第3木曜日、ボジョレーヌーボーが解禁されました。毎年ニュースでも取り上げられますね。
前からずっと積読してあった「The WINE」という本を思い出したので読んでみました。
この本はボジョレーヌーボーに限らず、ワインを飲む際の知識として勉強になります。 ただ、本が大きくワインに関する用語の種類も多いので、簡単には把握しきることは難しいです。一回読んで理解し切るのではなくゆっくり時間をかけて読みます。 ワインを飲む度に思い返して読み直して理解していくのが良いです。ソムリエって大変なんですね。それがとても良くわかる本です。
とりあえず飛ばしながら読んでもたくさんの知識が得られます。それっぽいウンチクを語れるくらいになります。 実際にワインを飲んで味や香りの違いを楽しもうすると長い時間が必要になりそうです。
味覚に関する感覚的なことなので想像しにくい部分も有りますが、イラストや図・グラフをたくさん使っているため直感的に理解できます。 そのため本も大きく分厚いですが思ったよりサクサク読めると思います。 ワインの濃さや味に関連して全体がカラフルになっており、さまざまな情報をわかりやすくインフォグラフィックスで紹介しています。
ワインそのものの知識にとどまらず、テイスティングの方法や保存のルール、提供の仕方や産地の特長などにも触れており、かなり情報量は多くなっています。
ワインを飲みながら読みたいですが、酔っていると内容を多分覚えられないと思います。 読むタイミングが難しい本ですね。
ざっくり
味を決める5つの要素
- 甘み
- 酸味
- 渋み
- アルコール度
- ボディ
味覚のレベルは舌をよく見るとわかる
味覚は「味蕾-みらい」の数によって決まるそうです。舌にあるぼつぼつが多いほうが、味覚が敏感なようです。見た目でわかるんですね、舌が肥えてるかとか。知りませんでした。
もちろん訓練によってもある程度であれば味覚の感覚を成長させることができるようです。他にもタイプによって得意な味や強く感じる味があるそうです。奥が深い。
ワインの種類によって適温が異なる
保存する際には注意が必要です。個人で楽しむ程度であればワインセラーを用意できませんので、ある程度諦めるしかないです。
基本的には自分で管理せずにお店に行っていただくのがいいのかなと思いました。家で飲むのも快適でよいですが、お店の美味しい料理と一緒に飲むのがよいと思います。値段は高くなりますが管理も行き届いていると思いますし、オススメなんかも聞くことができると思います。
ワインの味によって合う食材がわかる
チーズに始まり、肉や魚・野菜・ハーブなどの各食材の相性が紹介されています。 ワインによって合う食材合わない食材があるのはなんとなくわかります。チーズなんか種類も豊富ですし相性ピッタリ、食べたくなってきました。
大きく分けて9つの種類
- スパークリングワイン
- ライトボディの白ワイン
- フルボディの白ワイン
- アロマティックな白ワイン
- ロゼワイン
- ライトボディの赤ワイン
- ミディアムボディの赤ワイン
- フルボディの赤ワイン
- デザートワイン
それぞれの種類の代表的なワインが紹介されています。味や香りのグラフに加えて、特長やおすすめの飲み方が書いてあります。ワインを楽しむ際の参考になります。ここに書かれているものを片っ端から飲んでみることから始めるのがいいかも。結構大量に飲まないといけませんが。。
おわりに
美味しいワインやそれに合う食べ物を自分で選べるようになったらとても素敵ですね。 自分で飲むときもそうですが、誰かに進めることなんかもできたらかっこいいです。
個人で楽しむには情報が多くて大変ですが、しっかり理解できたらよりワインを楽しむことができそうです。 知識があればより美味しくワインが楽しめると思います。じっくり時間をかけて読みたい本でした。