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Application Loaderがなくなった→TransporterでApp Storeにアップロード2020/02/18

Application Loaderがなくなった→TransporterでApp Storeにアップロード

久しぶりにiOSアプリのアップデートをしたいので、Xcodeを開き「Application Loader」を起動しようとした所、該当の箇所からなくなっていました。Xcode11からはApplication Loaderは利用できなくなったようです。

React Native + Expo でビルドを行った場合、Expoからipaファイルをダウンロードして自分でアップロードする必要があります。 その際、私はApplication Loaderを使っていました。

この度それが使えなくなったので代わりの方法を探していた所、「Transporter」という公式のアプリケーションを見つけました。 Transporterを利用して無事にアップロードできました。その時の手順をメモしておきます。

他にもxcrun altoolというコマンドでもアップロードができるようでしたので、そちらについても記載しておきます。

概要

  • ApplicationLoaderがない
  • 「Transporter」がApp Storeに公開されている
  • Transporterをつかってipaファイルをアップロード
  • 「xcrun altool」というコマンドでも可能らしい

ApplicationLoaderがない

「Xcodeを起動し、XcodeOpen Developer toolからApplication Loaderを起動する」のがいつものフローなのですがなくなってました。どうやらXcodeのアップデートがあり、現在のバージョンではApplication Loaderが利用できなくなったようです。困りました。

「Transporter」がApp Storeに公開されている

利用できなくなった代替として「Transporter」というアプリケーションがApp Storeに公開されていました。

https://apps.apple.com/jp/app/transporter/id1450874784

とりあえずの概要としては以下です。

Transporterは、Appleにコンテンツをデリバリするためのシンプルで簡単な方法です。
App Store、Apple Music、Apple TV App、Apple Books、またはiTunes Storeで配布するApp、ミュージック、映画、テレビ番組、ブックを簡単に送信できます。

通常のアプリと同様にApp storeからMacにインストールします。

Transporterをつかってipaファイルをアップロード

App Store Connectのアカウントのログインが必要なので、入力してログイン。 その後手元のipaファイルを選択すれば、問題無くApp Storeへのアップドードができました!

「xcrun altool」というコマンドでも可能らしい

私は試さなかったのですが、xcrun altoolというコマンドでもipaファイルをApp Storeにアップロード可能なようです。 困ったときに使える用メモしておきます。

xcrun altool --upload-app -f ファイル名.ipa -t ios -u アカウントID -p パスワード

おわりに

なんとなく、ApplicationLoaderはサポートされなくなる気がしていましたが、案の定でした。かわりにTransporterという便利なアプリが追加されたので良かったです。まったく詰まることも無くアップロードできたので良かったです。

調べるとすぐに出てきたのでそんなに困らないでしょう。 Expoなどと同様にビルドファイルが手元にある場合はTransporterを使ってApp Storeにアップロードしましょう。

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