github のデフォルトブランチを master から main に変更
少し前ですが、Github にてデフォルトブランチの名前を master ではなく main にする動きがありました。 新しいリポジトリを作成する際にもその旨が表示されるようになっており、大きくそういう動きがあります。
あまり日本では気にしていませんでしたが、世界的に取り組まれている方針なので従っていきます。 ここでは、すでに master で稼働していたリポジトリについて、main にデフォルトブランチを変更する手順を記載しておきます。
main ブランチの作成
デフォルトブランチに設定する main ブランチを作成します。master ブランチの名前を main に変更して作成します。
git branch -m master main
これでローカルにて master ブランチが main ブランチにリネームされました。
リモートリポジトリへ push
作成した main ブランチをリモートへ push します。
git push origin HEAD
上記コマンドでも main という名前のリモートブランチが生成されますが、アップストリームに設定されているブランチが master のままになっています。
以下のコマンドでアップストリームもセットし直しましょう。pull とか差分の表示とかを行うために必要です。
git branch -u origin/main
Github のリポジトリの Settings にてデフォルトブランチを変更
Github の Settings にて、Branches に移動して Default branch
の項目を main に変更します。
master ブランチを削除
master ブランチは不要になったので削除します。
リポジトリのブランチの一覧にて、master ブランチをゴミ箱マークをクリックして削除します。
終わりに
日本の文化ではそれほど気にする人はいないようですが、外国の文化なども考慮していろいろな考え方を知っておくことは大切です。 世界的に大きな動きとして取り扱われていましたので、対応を行うとともに考え方や受け取り方の違いについても考えるきっかけになるといいです。