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2019/01/09
【おすすめ読書】2階から卵を割らずに落とす方法
科学や物理の発明の歴史を紹介する本です。 結構分厚い本ですが、紹介している発明も35個くらいでそんなに多くありません。イラストや図も多いです。
副題にあるとおり、科学の歴史を「実験」で振り返るということなので、テーマごとに実験が用意されています。どれも家庭でちょっと準備すればできそうなものばかりなので、お子さんの夏休みの自由研究とかには良さそうです。
タイトル | 2階から卵を割らずに落とす方法 |
著者 | ショーン・コノリー |
訳 | 古谷 美央 |
出版 | ディスカヴァー・トゥエンティ・ワン |
画像リンク |
ざっくり紹介
科学や物理の発明の歴史を紹介しています。
ざっくりの概要と、こんな人物が発明したんだよという紹介が主な要素です。 各テーマの終わりには実験が用意されており、実際にやってみるとより興味を持てるのではないかと思います。
特に難しい知識などは必要なく、昔授業で聞いたなあと言うようなものから、初めて聞くようなものまで色々揃っています。
タイトルからは把握できませんでしたが、多大な発明には「破滅の危機」がついて回るものであり、偉大な発明家たちはその「破滅の危機」を乗り越えてきたのである。ということが通したテーマとして語られています。
理論を立証するための実験であったり、発明そのものの利用法であったり、何かしら破滅の危機を持っていた。しかし、それよりも人類の倫理や応用によって、より多くの利益を生むことができました。偉大な発明家に感謝しながら簡単な実験を行うことで、その体験を少しでも理解しようというものでした。
おわりに
科学や物理の本って難しそうに見えますが、こういう入門的なものはとても簡単です。この本は特に難しいことは書いておらず、小中学生にもおすすめです。
テーマの順番は時系列に並んでいるので、この発明はこの発明よりも前だったのか!という発見はあるかもしれません。