【おすすめ読書】チョコレートの手引

もう2月になります。チョコレートを目にする機会が増えました。

チョコレートについて、その奥深さを知ることができる本です。

全く知らない人にもわかりやすく、かつ詳しいことが書いてあるのでおすすめです。チョコレートってそもそもどういうものなのだろうと思ったら読んでみるといいです。チョコレート全般のことについて詳しくなります。

ざっくり紹介

チョコレート研究の仕事をしている著者による、チョコレートの奥深さを知るための本です。

カカオ豆の栽培から焙煎、チョコレートの作り方に歴史などが紹介されています。ほぼ知らないことだらけでした。写真やイラストも豊富に載っており、チョコレート色の装丁も美味しそうです。 栽培している国の様子であったり、実際に取り扱う原料など、普段は見ることのできない情報が満載です。 カカオ生産地の情報や、工程などコーヒーと似ている点もありますが、異なる点も多く興味深いです。

最後の方にはチョコレートの楽しみ方として、おすすめのレシピなども載っています。ホットチョコレートやコーヒーとの組み合わせかたなど、純粋に食べる目的でも楽しむことができる本です。体にもいいので積極的に口にしたいです。

楽しみ方の中には香りを見つけるための表が出てきます。チョコレートを食べてなんの香りに似ているかなんて考えることは無かったのですが、やってみるとおもしろいです。五感をつかった楽しみ方がわかるとより深く味わえそうです。

おわりに

毎年2月が近づくと読みたくなる本です。 直前に騒がしくなり、スッと終わって特に何も残らないようなイベントです。一過的なイベントにしてしまうのではなく、ちょっと踏み込んで見つめ直してみるのもおもしろいと思います。味わいが豊かになりそうです。