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【おすすめ読書】エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方2019/02/13

【おすすめ読書】エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方

1000万の年収という大きな数字を掲げていますが、それ以外のフリーランスの基本的な情報も豊富です。会社員とフリーランスの良い点悪い点を比較しながら進めていくので、その目線でもわかりやすいです。

ざっくりとはエージェントを利用して案件を紹介してもらって、常駐案件をこなすのがおすすめ。という意見になっており、そのときの心構えやノウハウが多いです。

フリーランスになりたての人だけでなく、会社員の人やフリーランスを目指している・考えている人におすすめです。もちろん、この本を読んだ上で会社員として働き続けるという選択もあると思います。良い点悪い点をしっかり書いてあるので、どちらかを贔屓することなく考えることができると思います。

概要

これがフリーランスの「現実」だ

フリーランスのメリット・デメリットを会社員と比較しています。 収入や社会的信用や自由などについて、それぞれ比較して説明しています。フリーランスでもちゃんと確定申告とかをして収入を証明できればローンとかもできるそうです。

会社員との比較がわかりやすく書かれています。独立しようか転職しようかなど悩んでいる人にとってはいい情報になります。

仕事を獲得する最良の方法

自分で営業するか、クラウドソーシングか、エージェントのいずれかが基本です。著者のおすすめは、エージェントに案件を紹介してもらって常駐案件をこなすだそうです。

著者が実際に経験した手を出してはいけない案件の特徴や、契約形態の落とし穴などの情報もあります。

最小限の労力で最大の成果をもたらすエージェントの秘密

エージェントの活用方法、選び方です。著者はエージェントの利用をおすすめしているのでその情報です。良いエージェントの探し方も載っているので、探している場合は参考にすると良いです。

良質な案件を効率的に獲得するコツ

案件の探し方、選び方です。注意すべきことや期待すべきことなど書かれています。これらは実際に経験してみないとわからないことばかりなので、とても参考になりました。

成功する商談の傾向と対策

商談についての具体的なテクニックと心構えについてです。 スキルシートの書き方や商談の実際の流れなどが書いてあります。これも経験してみないとわからないことなので参考になります。会社員だとこの辺のイメージはあまり付きません。実際にやる機会が来たら参考にしたいです。

現場に入ってから契約を延長し続ける方法

契約を続けてもらうために必要な「信頼」を得る方法について書かれています。 現場独自のルールやフォーマットなど、優先して学んでおくといいそうです。他にも、しっかりコミュニケーションを取っていったほうが印象もよく、何よりも信頼につながります。

エンジニアであっても、デザイナー業務もできれば手伝うなど優しさがありました。一方で、ディレクターの考えた仕様については、口を挟まずに正しいと考えて実装するというコツでした。意見を挟まないほうがいいそうです。この理由について以下になっています。

デザイナーの業務に関しては、JavaScriptなどエンジニアもできる、またはエンジニアのほうが得意な領域があります。手伝えるなら手伝ったほうがお互いにとって良いです。

しかし、ディレクターの考える仕様については、明確な解が存在しないとても難しい問題です。エンジニアにはわからない営業データやノウハウが詰まっていることがあります。実際やってみなければわからないことが多いので、意見を求められない限り口を挟まない方がいいそうです。仕様以外の部分で何かできることを探してあげるのが良いそうです。技術・実装的な問題やノウハウなどの共有ができルト役に立てるそうです。

これからフリーランスで働くなら知っておくべき5つのこと

技術力や営業力などフリーランスでなくてもためになる情報です。活躍できる人材になるために必要なことが書かれています。会社員であっても同じなのかなという印象でした。

ほかにも、最低限知っておくべきことが書いてあります。確定申告とか健康保険とか所得税のことなど基本的なことです。検索したら出てきますが、必要なことがまとまっていますので目を通しておくと良いです。

経験談が書かれているので参考になる

実際に会社員からフリーランスになった経験が書かれておりとてもためになる内容でした。タイトルのとおりフリーランスについての情報が多いです。しかし、会社員にもいいところはあるのでよく考えて選びましょうという意見になっています。大きな企業であれば部署移動のほうがいいかもしれない、という考え方も書いてあります。

ここに書いてあることが絶対の方法ではありませんが、一つの参考として真似してみるのはいいと思います。最初は全然わからないことだらけなので、参考にできる情報があるだけで安心できます。やってみて自分に合わなければ、別の方法や考え方を取り入れてみましょう。

おわりに

実際に現場で活躍して信頼を勝ち取るためのコツや考え方が満載でした。どんな案件がいいのか、どうやって探せばいいのかなど参考になりました。都会での話なので、地方在住の場合は都合が異なるかもしれません。

フリーランスに限らず会社員でも、この本に出てくることを意識できると活躍につながります。すなわち、本質的にエンジニアに求められることは、フリーランスでも会社員でも同じということだと思います。

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