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2019/02/14
【おすすめ読書】自分では気づかない、ココロの盲点
自分でも気づかないうちに持っている先入観などの、認知バイアスに気づかせてくれる本です。
様々な質問に対して解答を予測しますが、実際の街角アンケートの結果とは大きく異なっています。そこで、人間の持つ先入観や社会的な通例などによって歪んだ考え、すなわち認知バイアスを持っていることに気づくことができます。
認知バイアスの心理学的な名称なども載っているので、詳しく知りたい場合はそれを検索することもできます。
ざっくり紹介
「確証バイアス」や「サンクコスト効果」など人間が判断する際に、惑わされる錯覚や盲点を紹介しています。具体的な質問の後に、予想される答えと実際に多かった解答を紹介して、その差異に目を向けることで、ココロの盲点に気づくことができます。できれば質問に対して、自分なりに答えを考えてからページをめくっていくと、より楽しめます。本自体は小さく薄い本で文字数も少ないですので、すぐに読み切れる量です。
おもしろい内容が多く、そうだったのかと納得することが多いです。実際経験したことがあるような身に覚えのあることも多く参考になります。認知バイアスについては普通に生活していてもなかなか気づくことができません。当たり前のようにみんなが騙されていることばかりでした。 難しいデータや単語はなく、誰が見てもわかりやすい内容になっています。
おわりに
認知バイアスについて知ることができます。読んで見ると、たくさんの種類が存在していることがわかり、それでもごく一部のみの紹介となっています。
普段目にするような新聞やテレビのニュース・SNSの投稿なんかにも、間違いなく含まれています。友達との会話の中にも含まれているかもしれません。情報を受け取る際、または発信する際は気をつけて取り扱うことができればと思います。