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まるまる1冊使って最強のチャーハンを探す『男のチャーハン道』2019/02/15

まるまる1冊使って最強のチャーハンを探す『男のチャーハン道』

パラパラで美味しいチャーハンをつくるための試行錯誤と実験が描かれています。 美味しいチャーハンをつくるために材料や道具を変えながら、何度もチャーハンを作ります。1冊でチャーハンのレシピになっているような壮大なものです。

シンプルゆえに簡単に作れるチャーハンに対して、全力で取り組んだ全貌が書かれています。 卵の投入方法や白身を使うのか否か、鍋またはフライパンはどんなものを使うか、火力や温度はどうする、鍋を大きく振る必要があるのか、など様々な要素を検討して実験しています。

ざっくりの結論としては、大きな鉄製の中華鍋をしっかり温めてから卵黄を半分を入れる。ご飯を入れる。お玉とヘラでかき混ぜて、鍋肌に押し付けていく。卵黄の半分を入れる。かき混ぜる、ネギ入れる、完成。ということです。

ざっくり紹介

料理人の意見や料理漫画の小ネタ・知識などを実際に試して、パラパラになる方法を探します。その際の、実験の取り組み方や評価方法がしっかりしていておもしろいです。実際にお店に行って食べた感想なども載っています。料理に取り組むまでの過程が充実しています。

大きな中華鍋など個人ではなかなか試すことができないものについても、購入して試しています。道具から材料まで参考になります。

温度やタイミングなど詳細に描かれていますので、わかりやすいレシピになっています。結論、鉄製の中華鍋が必要だったりするのですが、他の道具でも再現できないか試したくなりました。

おわりに

美味しいチャーハンが作れるとかっこいいですよね。冷蔵庫の中が少なくて困ったときにも簡単に作れます。 いざというときにさっと作れて美味しい料理を覚えておくと、一人暮らしでは心強いです。親子丼とチャーハンとナポリタンですかね。簡単でほとんど美味しくできます。

本の最後の方に完成したパラパラチャーハンのレシピが載っています。この本を読んで、真似してつくるのもいいですし、自分なりのレシピを探すのもいいと思います。他の料理のシリーズもあるようですので、そちらも読んでみたいです。

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