自己分析用の質問集がすごい『メモの魔力』
SHOWROOM代表の前田裕二さんが書いた本です。
日頃から常にメモを取る癖があるそうで、そこから学んだことやそのやり方を紹介しています。
大きく言えば、いつでもどこでも何でもメモをとることと、聞いたことやわかったことに加えて応用や具体的な使い方も一緒に書くことが大切です。
アイデアを記録するためのメモ
日常で思いついた些細なことをメモします。常に持ち歩いており、何か発見したことをその場でメモするそうです。内容に加えて抽象化したことやその応用なども一緒に書き込みます。ただ記録するのではなく、その場で思考して思いついたことも書いています。気づきであったり抽象化した内容であったり、言い換えた名前で合ったりします。
メモの使い方や書き方は本に詳しく載っていますのでそちらを参考にしてください。色の使い方とか、見開きにして使う際のコツなどが書かれています。本の中には著者のメモの写真等も載っているので、参考になると思います。
自分を知るためのメモ
人生の軸を見つけるためにもメモを利用しています。すなわち自己分析を行うということです。今やりたいことや将来の夢などをメモとして書き出し、未来の予定などを作っていきます。
メモに書き出していくことで寄り具体的になりますし、見つめ直す時間ができます。取るべき行動を具体化・言語化することでモチベーションを高めることにもつながります。
巻末には自己分析用の質問
自己分析を行うための膨大の数に質問が載っています。 大学のときの就活の際にやってから、それっきりという人が多いかなと思います。著者もこれをこなしたそうです。自分自身を知るために、時間を取って取り組んでみると良いです。
他にも、沢山の人にSNSで聞いた「人生の軸」の紹介があります。自分にとっての人生の軸は何かを考えてから、一通り目を通してみると何か発見があるかもしれません。
おわりに
メモを取ることのパワーとそのやり方が乗っており、積極的に取り入れたいテクニックだと思いました。 新しいことを知ったときには、その用法や応用をしっかりとイメージして記録しておことが大切なようです。そうしないと、せっかくの知識も使われずに忘れられていくだけになります。
プログラミングで新しい技術や知識に触れることは多いですその都度何に応用できるか、どんな使い方が思いついたかを残しておきたいと思います。
日常から得られることや気付きは、見逃しているだけで本当は山ほどおちているのではないかと思います。それらを見逃さずに何かに活かすためにも、細かくメモを取り続ける癖をつけておくといいかなと思いました。