Honmushi blog
2019/04/11

【おすすめ読書】やりとげる力

目標などを最後までやりとげることを邪魔するもの何かについて考えた本です。 作家である作者が、世の中に認められるようになるまでの苦悩と挫折の道のりが描かれています。

やりとげることが出来ずに、いつの間にかやめてしまったことが一つくらいはあると思います。 やりとげることを妨げているものは何なのか、原因をしっかりと見据えることから初め、それに向き合うための心構えや姿勢を学ぶことが出来ます。

具体的なアドバイスや習慣化の方法ではなく、弱い気持ちはどんなときに出てくるか、どの感情がそれなのかといったことを言語化している印象です。著者が作家なので創作的な話が多いですが、関連のない仕事やスポーツなどなんにでも応用することができると思います。

これからの仕事や学業が大変だなあとか感じている人にぜひ読んでみてほしいです。もっと簡単な掃除や筋トレなどのことでもいいです。 継続して取り組もうと思ったことが、いつも続けられないという人は一度読んでみましょう。一体何がそうさせるのか、何が足りないのかということが具体的に把握できます。

レジスタンスという存在

やりとげることを邪魔しているのは自分の中の「レジスタンス」という存在です。 レジスタンスとは、創造的な活動をする際に障害となるすべての要素を指し、誰もが内面に抱えているものです。 レジスタンスはとても強く、いかなる時でも、とても強い力で負の方向に引っ張ってきます。眠ることもなければ、手加減もありません。恐れによってより強い力を持つようになり、自分の魂の成長に必要なものであればあるほど、強い意志で邪魔をしてきます。

レジスタンスの持つ好きなもの・嫌うものなどについて紹介されています。これだ!という実態ではなく、性質を定義することで、レジスタンスを発見・観測できるようにしています。敵を知るために己を知ることも大切で、出来なかった理由やその時感じた気持ちなどを思い出すことになると思います。

プロ意識でやりとげる

自分なりの「プロ意識」を持つことで、レジスタンスに打ち勝つ心構えを手に入れることが出来ます。 レジスタンスが何よりも狡猾であることを知り、忍耐強く仕事をやり遂げます。どんな想定外のことが起きても、その場を支配することを心がけます。周りの影響に惑わされないようにしましょう。 レジスタンスは他者の意見に従うことを望んでおり、周りからの評価や発言に引きずられてしまいます。

おわりに

なんとなくやりたいことを見つけて始めるけど、あまり続かずやめてしまう。忘れた頃にまた挑戦する、という経験がある人は多いと思います。

この本を読み終える頃には、なぜやめたくなったのかということが言語化されており、何と戦わなければいけないのかがはっきりします。レジスタンスという、自分自身の中にあるものに打ち勝つことができれば、創作のコントロールを取り返すことが出来ます。

仕事や創作活動のみでなく、日常生活でもより充実した生活を送れるようになるのではないでしょうか。そんな効果が期待できる本です。

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