ミルクのための本『ミルク世紀』
ミルクによるミルクのためのミルクの本。
牛乳に関する基礎知識や、知られざる効果、おすすめの牛乳料理のレシピなど、ミルクに関する情報がまとめられています。寄藤文平さんの可愛らしいイラストや、製造フローを図にした情報などで、とてもわかり易く書かれています。子どもにもおすすめですが大人が読んでも癒やされますし、役に立つレシピなんかも豊富ですので、実用書としても活躍できます。
本自体は小さい本ですのですぐ読めると思います。絵もたくさん使われていますので絵本のようなイメージで読むこともできます。牛乳が嫌いな子どもとかに読んでもらうといいかもしれないです。
ミルクの基礎知識
普段飲んでいるミルクはどうやって作られているのか。どんな栄養があるのかと言ったことを紹介しています。牛乳が白い理由や牛乳に含まれる栄養のことなど、本当に基礎的なことが改めて理解できます。
何気なく飲んでいる牛乳ですが、意外と知らないことが多いです。牛乳に限ったことではないのですが、こうして成り立ちや製造工程などを調べるとおもしろいことがたくさんありますね。
牛乳いじり
いちごミルクやカフェオレなど牛乳に何かを混ぜることで美味しくなるという事実を元に、さまざまな組み合わせを試そうという取り組みの紹介です。いくつも牛乳を使ったドリンクのレシピが紹介されますが、中にはハズレのものもあります。面白そうなので私もやってみたいですが、中には勇気のいるものもありました。ドリンクバーでやってしまう、あの感じに似ているんだと思います。
ミルクレシピ
今度は料理のレシピです。こっちは結構真面目な内容で、ちゃんと美味しいものを紹介しています。しかも、栄養面などを考慮しており、「こんな体調のときにおすすめ!」という紹介がされているのでわかりやすいです。牛乳の使いみちに困ったときとかにもおすすめです。
牛乳を飲むと気持ちがホッとする。そんな効果を再確認できるようなコーナーになっています。
おわりに
牛乳は栄養満点、美味しいですし私もよく飲みます。この本ではそんな牛乳の基礎知識を紹介しているので、更に牛乳に詳しくなれました。牛乳飲もうかなと思いますし、きっと牧場にいって牛さんに会いたいなとも感じると思います。
インフォグラフィックを使うことで、牛乳に関する情報や知識が面白く、わかりやすくなっているので、読書が苦手な方でも読めると思おいます。
牛乳いじりのところの失敗レシピもおもしろいので読んでほしいです。積極的に挑戦して美味しいものも美味しくないものも紹介しており、おもしろい取り組みだと思います。多分本当に美味しくなかったんだと想像できるようなレシピが満載です。