手帳は人生を変えるツール『まずは、書いてみる』
手帳ライフ研究家の著者による、手帳の使い方の本です。アイデアや時間の使い方などを積極的にメモすることで、より生活が快適になることを教えてくれます。
悩みごとがスッキリしたり、忘れ物が減ったりなど、いい効果が生まれることを紹介しています。
手帳の使い方の例や、習慣の作り方なども書かれていますので、すぐにでも真似できると思います。 どんなタイプの手帳を使うのがおすすめなのかということも、用途に合わせて紹介していますので、新しい手帳を選ぶときの参考にもなります。
年始に手帳を買ったはいいけどそれっきり使っていないとか、どうやって使うのがいいのかわからず怖くて書き込んでいないという人もいるのではないでしょうか。
手帳のイラスト
スケジュールの中にちょっとかわいいイラストが書かれていると、おしゃれに感じますよね。あれをやりたいと思ったことはあるのですが、絵心が足りず出来た試しがありません。なんかぐちゃぐちゃってなりますし、書き込むスペースも亡くなってしまいます。
著者のオススメとしては簡単な顔のパターンを覚えて、それを使いまわすそうです。目と口が5種類ずつ、眉が4種類を使いこなすことで、さまざまな表情が表現できるため書き込むハードルもぐっと下がります。5×5×4で100通りの顔が使えます、そう考えると便利そうです。
他にもシールを使ったりするアドバイスもありました。手帳を楽しく使えるようになるアドバイスがたくさん書かれています。
一日の振り返りを書く
日記を書いたこともあるのですが、やはり続きませんでした。みんなやったことあるのではないでしょうか。私は三日坊主の文字通り3日でやらなくなったことがあります。最初はやる気が溢れているのですが、やってみるとめんどくさくなりますよね。続けられる人はすごいと思います。
そこで著者は「4行日記」をおすすめしています。書きたいだけ書くのではなく、4行に絞って書く日記です。それぞれの行には意味があり、「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の行になっており、その日あったことをそれらに当てはめて記録するそうです。 4行ならなんだか続けられるような気がしますし、しっかり改善したいことややりたいことなど未来のことも書かれているので成長できそうです。
2時間あったらしたいことリスト
将来の目標などを書いておくことで、常にそれを意識できるようになり達成に近づくことができる、というような話もありますが、なかなか見かえることが出来なかったりします。
著者ももちろん夢や目標を書くことをおすすめしていますが、それに加えて「2時間合ったらしたいことリスト」というものをおすすめしてます。 その名前の通りで、ちょっとした空き時間があればやりたいことを書いておいて、実際に空き時間が出来たときにそれを見て取り組むものです。
意外と「あれいつかやろう」とおもったことは忘れてしまいがちです。気づくとスマホ見たりしていないでしょうか。小さなスキマ時間を無駄にしないために、常にやりたいことタスクリストを作って持ち歩くことで時間を有効に活用できます。
おわりに
手帳を有効に活用する参考になる本でした。実際の手帳の写真もふんだんに掲載されていますので、まねして書くと自分の手帳もおしゃれで使いやすくなると思います。
手帳はとても便利なので積極的に使いたいです。スマホでも十分に事足りるという人もいると思いますが、手書きの手帳ならではの良さやできることがあります。久しぶりに手帳を使って色々書き込もうかなと思いました。とりあえず手帳とペンを常に持ち歩くように心がけることから初めます。