忙しいときの料理『本当にうまいスパゲッティの作り方100』
ホテルニューオータニが監修したスパゲッティのレシピが100通り載っています。 いつものスパゲッティが究極的に旨くなるそうです。
パスタは保存もできお手軽に作れるので、めんどくさい時ややる気のでない時のご飯にちょうどいいです。具だくさんにすればそこそこ美味しいものにはなるのですが、せっかく作るからにはこだわって美味しいものを作れるようになりたいです。
タイトルにあるように「スパゲッティ」の作り方なので、麺状のパスタの料理に限られます。一人暮らしなら、大抵パスタはスパゲッティでしょう。貝殻とかリボン型のやつはあまり使わないと勝手に思っています。皆さんはいかがでしょうか。
親子丼とかパスタとかチャーハンとか、簡単にできる料理を美味しく作れるとなんかかっこいいです。こだわって作るカレーとか麻婆豆腐とかが美味しいのはもちろんですが、手抜きのように思える料理が美味しいととても心強いです。
この本では100通りにも及ぶパスタのレシピに加え、パスタの茹で方・盛り付け方など基本となる部分についても記載されています。今までとりあえずで作っていた方におすすめです。基礎的な知識がしっかり身につき、美味しく作れるようになるでしょう。
いろんなパスタのレシピが掲載
100通りも掲載されているのでとても作りきれません。どれも美味しそうなものばかりです。簡単なペペロンチーノもあれば、ウニなんかを使った高級で濃厚なものも載っています。全部写真付きなので見ているだけでもお腹が空いてくる本です。
スパゲッティの基本
本に書かれていたスパゲッティの作り方のコツを紹介します。 スパゲッティづくりには手際の良さが重要で、段取りをしっかり把握しておくことがコツです。
ソースを先に作り始める
麺を茹でるよりも先にソースの調理を初めておき、出来たらそのままおいておくといいです。麺と絡める直前に温め直すことも出来ますし、落ち着いて料理が出来ます。何より麺を茹ですぎることがないように注意しましょう。
食べる瞬間がアルデンテを目指す
水1リットルに対して塩は大さじ二杯入れます。結構入れているイメージですが、これくらい塩味がついている方が美味しいです。茹で加減の確認として麺だけで食べたときに、塩っ気がしっかりするくらいの味です。
標準の茹で時間より1〜2分短く茹でて、麺と絡めて温め直す際に、残りの1〜2分を使うイメージです。少し硬めで湯から取り出します。ちょうど食べる時間にアルデンテの状態を迎えられるようにします。
私が考えるちょっとした料理のコツ
以下は私が思う料理のコツです。楽するための段取りとか工夫なのですが、パスタを作る上では美味しく作ることにつながると思います。
材料は予め準備する
塩や醤油などの調味料は最初に全部測って、小皿などに分けておくといいです。フライパンで炒めながらあれこれやると忙しいですし、色んな所が汚れます。予めしっかり測って用意しましょう。 野菜とかも切り分けておきます。火にかけながら色々やると、ズバリ効率が悪いです。料理は下ごしらえが大切って何処かで聞いたのですが、それです。準備をしっかりすることが、美味しい料理への近道です。
トングが必要
パスタに限ってですが、トングが入ります。菜箸では麺を持ち上げられないと考えたほうがいいです。茹で上がったら一度ザルで湯切りするのがいいそうですが、それでもトングを使ったほうがいいです。パスタ用のつかむ道具もありそうですが、他のことにも使えるので先端がゴムになっているトングがあると捗ります。
フライパンはすぐ洗う
私が鉄製のフライパンを使っているのでそうしないといけないのですが、料理が終わったらすぐいにフライパンを洗います。食べる前に必ず洗います。暖かいうちに洗ったほうが油汚れも落ちますし快適です。 鍋とかも全部そうですが、食べる前に洗っておいたほうが食後の「洗い物めんどくさい」を軽減できます。フライパン洗うぐらいでは料理は冷めません。
IHは掃除が簡単
最近引っ越してコンロがIHになりました。ガスのほうが火の加減とかが便利だとは思うのですが、特にIHでも問題ないです。大きく便利になったこととして、ガス料金かからないことと掃除がラクなことが挙げられます。掃除に関しては一面をさっと拭き取るだけでいいのでとても快適です。料理する度にこまめに掃除するのが一番良いです。
おわりに
パスタは特に麺を茹でながら、ソースや具を作るので平行作業になります。段取りが大事になってくるので調理がおもしろいです。片付けとかも並行してできるようになると、それはもうかなりの料理上手と言えるでしょう。始めてやるときは台所がぐちゃぐちゃになりますが、慣れるとスッキリ料理ができるようになり、味はともかく上達した感を得られます。
ちなみに、私はよくパスタを作るのですが、どうしても盛り付けだけはうまく出来ません。具だくさんすぎるのが一番の問題のようですが、ついつい具だくさんパスタを作ってしまいます。お腹いっぱいになるので。