【実践技術書】スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング
プログラミング言語Pythonの入門書です。
プログラミングをやったこと無い人向けの、超入門書になっています。 この本独自の伝え方としてプログラムにふりがなをつけることで、わかりやすくしています。
内容的にもかなり初心者向けになっており、プログラミングの基礎的なことを学ぶことが出来ます。
似たような本としては以前紹介した【実践技術書】スラスラ読める JavaScript ふりがなプログラミングなどがあります。
IDLEを利用してプログラムと実行を行う
Pythonのインストール方法から説明されており、Pythonとともに利用できる「IDLE」を使ってプログラムの記述・実行を行います。
特にコマンドプロンプトやターミナル・コンソールなどを使うことはありません。実行環境としてはWindowsとMacが想定されています。といってもPythonなのでLinuxとかでも問題なく実行できます。
実際にプログラムを作って何らかのサービスを動かす場合は、サーバ上で実行するなどややこしいことになりますが、一旦基本的なことを学ぶので簡単に実行できる環境を利用しています。
ライブラリの使用まで体験する
この本で学ぶことはプログラミングの基礎的なことです。 if文やfor文に加えて、関数を作って利用したりします。配列や辞書などの型も利用します。最後の章ではライブラリの利用も体験します。
これらの基礎を使っての応用については、この本では取り上げられていません。別の本を参考に進んでみるのが良いと思います。
if文やfor文など、Pythonの基礎と言うよりもプログラミングそのものの基礎を学ぶことになります。ですので、プログラミング歴0という人に向けた内容になっています。
すでに別言語でのプログラミングの経験があるのであれば、別の本を参考にした方がいいかもしれません。
サンプルプログラムも全てダウンロードできます。ただ、自分で写経することも特に苦痛に感じないくらいの量ですので、移して理解するのがおすすめです。
プログラムにふりがながついている
このおかげでプログラム経験が無い人でも理解できるようになっています。すべてのプログラムにふりがながついているのでかなり親切です。
エラーメッセエージにもふりがながついているので、エラーの読み方をここで理解しておけると良いです。なんで動かないのだろうといったことをしっかり理解できると、問題解決がはかどります。
プログラマの最初の仕事はデバッグなどから経験することになるのではないかと思います。ですので、エラーを解決できる用になっておくことは、スタートダッシュで有利になるのではないかと思います。
おわりに
ふりがなシリーズはほかにもいくつかの言語で展開されています。これから更に増えていくかもしれません。
入門書としてはかなり親切なので、興味ある言語を選べばいいです。プログラミングをやったことあるという人にとっては、もう少し具体的な本を選んだほうが速いかもしれません。
子供の学習用とかにもいいですし、わからない人に教えるための伝え方の参考として読むのもおすすめです。