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【おすすめ読書】ハイコンセプト2019/04/09

【おすすめ読書】ハイコンセプト

「新しいことを考え出す人の時代」という副題の通りで、まさにそのような人になるために必要な6つの感性をまなぶことができます。

これからの時代を生きるために意識するべき能力であったり、目指すべき指針になるようなことが書いてあります。業種によっては目指すべきものは異なるのですが、この本に書いてあることはどんな業種や年齢でも、ためになるような普遍的な知識だと思います。これからの時代で活躍するために是非読んでおきたい一冊です。

第四の波に飲まれているという時代に、「十分なお金を稼いで幸せな生活をするために必要なことは何か」を真剣に考えた結果がこの本だそうです。もちろん時代が変われば求められることは変わります。時代の流れに沿って学びを続け、アップデートしていくことが一番重要なことであると思いました。

せっかくなので本に出てくる6つの感性をメモしておきます。忘れた頃に見返して、意識できるようにしようと思います。数年後に見てどうなっているか振り返ってみるのもおもしろいです。

機能だけでなくデザイン

機能だけでは不十分であり、感情に訴えかけるようなデザインや美しさが必要になっています。デザインはビジネスで、ビジネスはデザインです。

デザインの完成を磨くためには以下のアドバイスがありました。

  • 気になったデザインはメモします。写真でもよいです。どんどん感性が鋭くなって細かいところにも気がつくようになります。
  • オリジナルのものをつくります。DIYでも良いですしオーダーメイドでもよいです。自分は何が使いやすいのか・好きなのかといったことを見つめ直します。

議論より物語

効果的な議論よりも、相手を納得させる物語を語りましょう。 情報の価値は変わっており、大抵のことは検索して知ることが出来ます。その時代で求められていることは、各個人の感情や物語に注目が移っています。

小さな短編小説や、自分の歴史、すなわち自分史なんかをつくって見ると物語のトレーニングが出来ます。簡単にできるところでは自己紹介でもいいのではないでしょうか。スライドとかで作成してみるとよいです。

個別よりも全体のシンフォニー

バラバラなものをつなぎ合わせて、全体感をつくる人が求められます。 そんな中で、境界線を理解して超えることができる人や、新しい発明を起こせる人が活躍できるそうです。

論理ではなく共感

人々を動かせうものは論理ではなく感情です。そのことを理解して、必要な人間関係を気づくことを目指しましょう。 相手の感情を読み取り、共感することができるようになると、必ず自分にとってメリットになります。相手の感情に共感することは難しいことかもしれませんが、訓練すれば必ずできるようになります。メンタリストとかもそうですが、結構それらの情報は溢れているので一度見てみるといいです。

まじめだけでなく遊び心

コンセプトの時代ではオンとオフ両方のバランスが必要で、そのためにユーモアを磨くことに意味があります。笑いによって右脳が活性化し、ストレスも軽減されます。パフォーマンスが上がり、周りに人にも良い影響を与えることが出来ます。

モノよりも生きがい

物質的には十分に豊かな時代になりました。より幸せを感じられる生きがいにシフトした社会に適応できるようになりましょう。

迷路を解いたりすることもいいですし、未来の自分を思い描くことなども効果があります。どんなことで生きがいを感じるでしょうか。一度見つめ直してみましょう。

おわりに

ここまで出てきた6つの感性は難しいなと感じるものばかりでした。これからの時代で活躍できるようにしっかりと磨いていきたいです。 やるべき取り組みの中には、普段の生活にユーモアを取り入れたり、気に入ったものを記録したりと、小さなところから初められるものが多いです。感情が動いたこと・動かしたことなどをメモして、後から見直せるように心がけるだけでも、だいぶ未来は変わってくるのでは無いでしょうか。

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